都市計画や条例の迅速かつ柔軟な見直しについて

都市計画や条例の迅速かつ柔軟な見直しの必要性について長くなりますが説明をさせて頂きます。

都市計画とは

市街化を促進する地域と促進しない地域(市街化調整区域→農地など)があります。

まず、調整区域では家や会社、工場などは建てられません。
その地域は農業がしっかりと経済活動がしっかりと採算があうような仕組みづくりをしていかなければなりません。

そして市街化区域(市街化を促進する区域)を
ここは住宅地にしよう。
工場ばかりの地域にしよう。
商店街にしよう。
と地域を指定する事によって街並みを作って行きます。
また、条例によって様々な規制を設られます。

世の中はすごいスピードで変化しています。
その時々に合った都市計画や条例を柔軟かつ迅速に見直さないと時代遅れになったり街づくりが一向に進みません。

田んぼの真ん中に大きな道路(国道・府道・高速道路)又は鉄道が通りました。
しかしながらそのまま調整区域にしておいても交通は便利になりましたが土地は有効活用できません。
市街化区域にすれば、住宅地やコンビニやスーパー、様々な商業施設、工場施設などができます。
その地域が活気づきます。

例えば、宇治市がそれを放置したり、時間をかけてゆっくりしていると他の地域がそのような都市計画や条例を迅速かつ柔軟に見直せば、美しく、便利な街に皆移住します。
H27→H28のデーターですが日本や京都府では人口が減少していますが、向日市、長岡京市、京田辺市、木津川市では人口が増加しております。
これは、商業施設や住宅開発などが行われて美しく便利な街に移住したからです。
その分、近隣の市町村は人口は流出します。
日本全体で少子高齢化により人口が減少する中、それを放置しておいたらどうなるでしょうか?

まずはしっかりと人口減少、少子高齢化に対応すべく都市計画や条例を迅速に柔軟に見直さなければなりません。

しかしながら、行政機関は失敗できません。
慎重にじっくりと時間をかけながら何年もかけて意見交換や協議会、パブリックコメントなどを行い出来る限り見直しの無いように進める気持ちで取り組みます。

民間企業なら一日で出せる判断を何年もかけて行われていきます。
そもそも、宇治市では大きな見直しはありません。
ピンポイントでも良いので、今の状況に合った見直しを迅速に柔軟に取り組めるよう働きかけ対応して行かなければなりません。

昔、シムシティというゲームをしたことがあります。
何年も何もしなくて放置しておけば、街や工場が勝手に潰れていきます。

未来のまちづくりへの対応がとても重要です。

ちなみにまちづくりが進むと企業誘致や住宅供給などが行われて工事費用や消費など経済活動も活発になり企業が元気になります。

地元の企業や商店が積極的に宇治市内で移転やスクラップ&ビルドで活性化して頂き綺麗で便利なまちづくりを行い更に、この宇治に住み続けたい、あの宇治に住んでみたいといわれるまちづくりを行いたい。

もちろんその街に住み続けたい、住んでみたいと思われるには教育、福祉、医療が充実していなければいけません。
交通網の整備も大切です。

この、まちづくりの循環をしっかりと意識して宇治市を経営して頂き、情熱を持って取り組んで頂かないと
子育て、福祉に取り組んでも、財源、予算不足から充実していく訳がありません。

企業でも設備投資、商品開発を行い利益がでる仕組みをつくり、販売促進を行い、積極的に活動し、お客様の問題に対応していくという手順があります。
市政も同じだと思います。

皆さまと一緒に「かがやく宇治」創ります!